日焼け止めで赤みの悪化を防ぐ

紫外線対策

ニキビ跡の赤みに悩んでいる方であれば、きれいな肌になるためにどんなスキンケアをしたらいいか、または内面からしっかりと綺麗にするために食事や睡眠なども気にしている方は多いと思います。


しかし、意外と意識されていないのが紫外線がニキビ跡の赤みに悪影響を与えてしまうという点です。


毎日しっかりとニキビ跡を改善するためのスキンケアを頑張っているのに、紫外線対策を全くしていないという方はせっかくのスキンケアの効果を無駄にしてしまっている可能性すらあるのです。


そのため、できるだけ早く治したいと思うのであれば日焼け止めなどを使用して紫外線による症状の悪化をできるだけ避けるべきなのです。


紫外線がどうして悪影響になるの?

紫外線

紫外線がニキビ跡にどのような影響を与えるのかを知る前に、赤みがどのようなものかおさらいしておきましょう。


ニキビ跡が赤くなってしまうのは、簡単に言ってしまえば炎症が起きているためでしたね。


炎症と言うのは、ニキビの原因であるアクネ菌を退治するための活性酸素が正常な細胞にまでダメージを与えてしまい、傷ついてしまった部分に血液をたくさん送って修復しようとしている状態なんです。


その結果、患部に血液が増えるために赤く見えたり膨らんしまうのでした。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みが残る原因 | 原因を知ることが対策の第一歩!


つまり、活性酸素が赤みの原因の1つなのですが、紫外線を浴びることによっても体内に活性酸素が発生してしまうので、ニキビ跡が残った肌を悪化させてしまう可能性があるのです。


一般的な認識として、紫外線を浴びたときの影響って、「メラニン色素が発生して黒くなるだけ」というイメージだと思います。


しかし、実際には「ニキビ跡の色素沈着 | 赤みを放置して黒いシミができた時の治し方」で説明したのと同じで、紫外線を浴びることによって体内にまず活性酸素が発生し、活性酸素に反応してメラニン色素が作られるという順序なのです。


そのため、紫外線を浴びることで活性酸素が増えて炎症が悪化したり、炎症の悪化と日焼けが重なって赤みがシミのような黒い色素沈着へと変化してしまうという悪影響が考えられるのです。


活性酸素と紫外線の関係

洗濯物

紫外線を浴びることによって体内に活性酸素が発生してしまうという事実は、意外と多くの方が認識していないことだと思います。


でも、実生活の中で私たちはこの紫外線と活性酸素の関係のお陰で助かっていることもあるのです。


例えば、布団を干すという行為はまさに活性酸素によって布団の中を殺菌しているのです。


基本的に水分には酸素が含まれていますね。そこに紫外線という刺激を加えることで、水分に含まれている酸素が変化して活性酸素になるのです。


つまり、布団を干すというのは溜まった水分に紫外線あてて活性酸素を発生させて菌の繁殖を防いでいるのです。


単純に乾かすだけなら部屋干しでもいいのですが、部屋干しだと乾いた後に嫌なニオイを発することがありますよね。


反対に晴れた日に外に干すと、乾いたあとも臭いが残ることはほとんどありません。


これは乾くスピードの違いの影響もあると思うのですが、部屋干しの場合は活性酸素の殺菌作用をうまく利用できていないことも臭いの原因の1つになっているのです。


紫外線と活性酸素は私たちにとって有害なだけというイメージがありますが、実は生活していくうえでは必要な面もあるんですね。


そして、人間の身体にも多くの水分が含まれているため、太陽の光を浴びることによって体内に活性酸素が発生してしまうのです。


人間の体内に発生した活性酸素も細菌をやっつけるために必要なものではあるのですが、ニキビにとっては良くないことだらけなのです。


アクネ菌と紫外線は混ぜるな危険!

危険

ここまでで、紫外線を浴びることで活性酸素が発生すること、そして活性酸素には殺菌作用と同時に炎症を引き起こす性質を持っているため、場合によっては敵にも味方にもなり得ることは分かったと思います。


ニキビ跡が残った状態というのは炎症を起こしているわけですから、活性酸素を増やさない方がいいのは当然ですね。


実はそれ以上にニキビが治っていない肌に紫外線を浴びることは避けなければならない理由があるのです。


ニキビの原因菌であるアクネ菌は、皮脂が大好きであるため皮脂を食べて増殖していきます。


アクネ菌は食べた皮脂を分解して排出するのですが、アクネ菌が排出したものの中にはポルフィリンという成分が含まれていて、このポルフィリンは紫外線を浴びると大量の活性酸素を発生させてしまう性質があるのです。


完全にニキビが治っていて跡だけならいいのですが、ニキビがまだ治っていなかったり、繰り返しできやすい肌の方が紫外線を浴びると言うことは


  • 紫外線によって発生した活性酸素
  • アクネ菌に退治のための活性酸素
  • ポルフィリンによる活性酸素

という3つの活性酸素発生要因が合わさってしまうわけです。


そして赤みが残っているということは炎症がまだ治っていない状態で、炎症は活性酸素によって引き起こされるものでしたね。しかも、ニキビ跡が残っている方というのはニキビ自体も完治していなかったり繰り返しできやすい状態であることが多いわけです。


つまり、ニキビやその跡が残っている状態で紫外線対策をやらないということは、炎症を悪化させる原因を自ら増やしているようなものなのです。


長期間に渡ってスキンケアをしっかりと実施しているのに、赤みが全然改善されないと悩んでいる方には紫外線対策をまったくやっていなかったと言う方も多いのではないでしょうか?


もしも、該当するところがあると感じた方は、もちろんスキンケアをしたりターンオーバーを整えるために生活習慣を整えることも大切なのですが、紫外線対策というニキビ跡に限らない基本的なケアについても見直してみるとよいと思います。