ニキビ跡の赤みが真皮に届くと一生治らない?

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もしかして一生治らないの?

本当?

ニキビ跡の赤みに悩んでいる方の多くは、最初はすぐに治るだろうと思っていたのに全然治らなくて不安を感じ始める方が多いんじゃないかと思います。


確かに数ヶ月経っても一向にニキビ跡が消えないと、一生治らないんじゃないかと不安になってしまうものです。


でも、焦ってはいけません。


ニキビ跡がクレーター上に凸凹になっているわけじゃなく、赤みの状態であればまだ比較的軽い症状なので、正しくケアをすることにより十分改善させることができます


ただ、適切なケアをしていても治るまでに何ヶ月もかかるのが普通で、間違ったケアをしていると長引きやすいので、正しいスキンケア方法を理解して我慢強く続けることが必要不可欠です。


気を付けなければならないのは、赤みの原因であるニキビの炎症が皮膚の内部にある真皮と呼ばれる部分にまで達してしまうと、症状が長期化しやすいということです。


よって、炎症が悪化して真皮まで達しないように、早い段階から適切なケアを始めるようにしましょう。


そのためにも、


  • 赤みは治りやすいということ
  • スキンケアとしてどんなことが必要なのか
  • 炎症が真皮に達するとどうなるのか

といったことをしっかりと理解して、できるだけ早く綺麗にな肌になるように行動していきましょう。


赤みならダメージは浅い!真皮に達する前に対策

早めに対策

ニキビ跡の赤みが全然治らないと悩んでいる方に知っておいて欲しいのが、実は赤くなっている状態であればそれほど重症ではないということなんです。


そもそもどうして赤くなったままになってしまうのかというと、血液の色が透けて見えているからなんですね。


なんで肌の一部だけ血液が透けて見えるのかというと、ニキビの原因菌であるアクネ菌によってダメージを受けた部分が炎症を起こし、その部分を修復しようとして血液が集中しているからなんです。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みの原因と対策


そして、血液というのは空気に触れると黒っぽい色に変色するので、ニキビ跡が赤々とした色に見えるということはまだ血管には傷が付いていない状態ということなんです。


つまり、ニキビによって引き起こされた肌細胞の損傷が血管のある深いところにまで達していない、比較的軽い症状なわけです。


私たちの肌は一番外側に表皮という0.2mmほどの薄膜があって、その内部に血管などの大事な器官を持つ真皮という2mmほどの皮膚がを持つ構造をしています。


ニキビなどを潰したりしてダメージが深くなり真皮にまで届いてしまうと、血管の一部が切れて血液が皮膚の内部に流出してしまうので、時間の経過とともに赤い色が変色してアザのように紫色になるので、紫色になったらダメージが真皮に達してしまっていると考えて下さい。


そしてとても重要なのが、表皮は古くなると剥がれて新しく生まれ変わるターンオーバーというサイクルがあるのですが、真皮にはそれがないということなんです。


そのため、皮膚の表面のダメージであればターンオーバーによって健康な皮膚に再生することができるのですが、真皮にまでダメージが及んでしまうと表皮のように簡単に再生することができないので、ニキビ跡が消えるまでの期間が長期化してしまうのです。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みが治るまでの期間はどのくらい?


だからこそ、ターンオーバーによって修復が可能な赤みの段階で、ニキビ跡をしっかりと改善するために必要なスキンケアや、ターンオーバーを改善するために生活習慣の改善などに取り組むことが大切なんです。



真皮までダメージが達してしまうともう跡が消えない?

疑問

ここまでで、まだ赤くなっている状態であれば十分に改善の余地はあるという認識を持ってもらえたと思います。


しかし、これを読んでいる方の中にはすでに3ヶ月以上もニキビ跡の赤みが治っていないし、よく見るとちょっと紫色っぽくなっているので真皮まで損傷してる・・・紫色になったものはもう治らないの?と思った方もいるでしょう。


先ほど言ったように、確かに真皮は表皮のように新陳代謝が活発でないために、古くなったものが剥がれて新しいものに入れ替わるようなことがほとんどありません。


でも、真皮まで損傷して紫色になったニキビ跡であっても一生治らないということはありません


ただ、赤みに比べて治りにくいというだけなんです(長引くことが大きな問題なので早めにケアをしましょう)。


では、ターンオーバーのない真皮が損傷して色素が沈着した場合はどのようにしてニキビ跡が消えていくのでしょうか?


それを理解するためには誰もが経験したことのある身近な色素沈着の事例を考えるとわかりやすいです。


実は、誰もが経験したことのある「アザ」はまさに真皮内で血液が漏れてできた色素沈着ですね。


基本的に血管は真皮にあるものなので、アザや紫がかったニキビ跡など血液による色素沈着はすべて真皮でのできごとなわけです。


真皮は入れ替わらない細胞なのでニキビ跡が消えないじゃないかと考えるかもしれませんが、アザは消えますよね?


ということはニキビの炎症によって真皮にまで達した跡だって、アザと同じように消すことはできるはずですよね。


じゃあ、どうしてターンオーバーのない真皮の色素が消えるのでしょうか?


それは、真皮にはマクロファージというお掃除係が住んでいて余分なものを取り除いてキレイにしてくれるのです。


マクロファージというのは白血球の一種で、死んでしまった細胞や悪者を食べてくれるという大切な働きをしてくれる細胞です。


この細胞が真皮に漏れ出した血液などを分解してくれるので、アザや紫色に見えるニキビ跡も時間とともに消えてくれるのです。


ただし、アザであっても数ヶ月間消えないものもありますよね?


そのため、炎症の程度によっては、色素を綺麗にお掃除するのにもかなり時間がかかってしまうものなのです。


ただし、ターンオーバーのある表皮に比べると時間はかかるけど、真皮に達した血液による色素沈着も時間の経過とともに改善するということなんです。


紫色になったニキビ跡はどうしたらいいの?

なるほど

ここまでの内容で、ニキビ跡が赤くなっている状態は比較的治しやすいものであること、そして仮にダメージが真皮に達して紫色の跡になってしまってもマクロファージという細胞が時間をかけてきれいにしてくれることはわかりましたね。


そうすると、当然


「じゃあ、もしも真皮まで傷ついてしまったとしても放置しておけば治るってこと?」


と勘違いしてしまいそうなんですが、放置して治るかどうかは現在どのような状態か?によります。


今すでに炎症が治まっていて、あとは色素が消えるのを待つのみ!という状況であれば、放置しておけばいつかはきれいに治るでしょう。


しかし、まだニキビが繰り返しできていたり、潰してしまったために損傷がひどい場合は、放置することで炎症が悪化してしまうこともあり得るわけです。


そのため、しばらく放置してみてニキビ跡が薄くなっているようであれば、ターンオーバーを促進させるように保湿などの基礎的なスキンケアや生活習慣に気を使うようにする程度で、あとは放置してしてもいいかもしれません。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みに保湿が必要な理由


ただし、しばらく様子を見ているけど真っ赤な状態が一向に改善される様子が無いと言う場合は、炎症が悪化して最悪シミになってしまう可能性があります。


 >参考記事:ニキビ跡の色素沈着 | 赤みを放置して黒いシミができた時の治し方


よって、数ヶ月経過しても赤みが薄くなっていないという場合は、抗炎症作用やターンオーバーを促進する成分を配合したニキビ跡用の化粧水などを使用して、炎症の悪化を防ぎつつ新陳代謝を高めて1日も早く健康な肌になるようなケアをしてみて下さい。


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