顎やフェイスラインに残ったニキビ跡の赤みの対処法

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顎のニキビ跡がなかなか治らない・・・

治らない

ニキビ跡の赤みがなかなか治らないと悩んでいる女性はとても多いと思います。


見えないところならまだしも、顔に赤々としたニキビ跡が残っているのは本当に嫌ですよね。


顔の中でも跡が残りやすく消えにくいのが顎やフェイスラインなんです。


その理由は顎やフェイスラインというのは、顔の他の部分とはちょっと異なる環境だからなんですね。


顔はどの部分でも同じように考えがちですが、目の周りは擦ってはいけないと言われるように部位によっても微妙に性質が異なるのです。


だからニキビ跡の赤みをきれいにするには、その部位特有の環境を理解して適切な対策をする必要があるのです。


そのためにも、「顎やフェイスラインにニキビ跡が残る原因」や「顎やフェイスラインのニキビ跡の治し方」について紹介していきたいと思います。


顎やフェイスラインにニキビ跡の赤みが残る原因

原因

まずは顎やフェイスラインにニキビ跡が残りやすく、治りにくくなってしまう理由について考えてみましょう。


結論から言うと、顎とフェイスラインには


  • 大人ニキビができやすい
  • ニキビが悪化しやすい

という特徴があるのです。


ニキビというと皮脂が原因というイメージがあるため、Tゾーン(おでこや鼻)にできやすいと思いがちですが、それは10代の頃に多い思春期ニキビの場合です。


実は大人ニキビの場合は顎やフェイスラインにできてしまうことが多いのです。


では、ニキビができやすい理由、悪化しやすい理由、それぞれについて説明していきます。


1.大人ニキビができやすい

理由

顎やフェイスラインにニキビができやすい理由は、


  • 乾燥しやすく毛穴が詰まりやすい
  • ホルモンバランスの影響を受けやすい

といった特徴があるからなのです。適切な対策をするために、それぞれについてしっかりと理解しておきましょう。


乾燥しやすく毛穴が詰まりやすい

乾燥

Uゾーンと呼ばれる顎やフェイスラインは、Tゾーンなどの顔の中心部に比べると、乾燥しやすいという特徴があります。


Uゾーンは、もみあげから顎にかけでのフェイスラインを指す言葉で、乾燥しやすい部位といえます。 出典:相澤皮膚科クリニック

これは、基本的に汗腺が少ないため汗をかかないこと、そして部位的にスキンケアが行き届きにくいといった理由が考えられます。


普段のスキンケアを思い出しててみ下さい。保湿をするときは目の周りや頬ばかり意識していませんか?


乾燥しやすいにもかかわらず、Uゾーンを意識して化粧水や美容液を塗布している方は少ないのではないかと思います。


その結果、肌が乾燥するために皮脂が過剰に分泌しやすくなり、さらに乾燥した角質層は弾力がなくしぼみやすいので、毛穴の周囲を狭めて詰まらせやすくしてしまうのです。


ホルモンバランスの影響を受けやすい

女性ホルモン

生理前になると顎やフェイスラインにニキビができてしまうという経験をしたことはありませんか?


これはホルモンバランスの影響で、皮脂の分泌が過剰になったり皮膚が乾燥しやすくなったりしてニキビができやすくなってしまうことが原因なのです。


では、どうして生理前になるとホルモンバランスが崩れやすくなってしまうのでしょうか?


それは、女性の持つホルモンの周期的な変化が原因なのです。


では、意外と自分でもわかっていない女性のホルモン周期についてもう少し詳しく見てみましょう。


基礎体温


女性の生理周期は一般的に4週間(28日)前後と言われていますが、生理の周期を基礎体温によって表したものが上の図です。


女性の体温はホルモンの働きによって高温期と低温期という2つのサイクルを繰り返していて、それぞれ異なるホルモンが交互に働いています。


女性の体の周期を簡単に説明すると、まず最初に妊娠するための準備として排卵が始まり、その卵を育てるための準備期間【Aの期間】として子宮にふかふかのベッド(子宮内膜)を作ります。


この後、うまく受精すれば妊娠しますが、妊娠が成立しなかった場合は子宮に作られたベッド(子宮内膜)が剥がれ落ちて排出され、次の卵を作り始めます【@の期間】


子宮内膜が剥がれる時に起こる出血を生理と呼んでいるのです。


このような生理の周期があるのですが、生理前後の@とAの期間で働くホルモンには違いがあるのです。


  • 生理前の2週間(A高温期)は黄体ホルモン
  • 生理後の2週間(@低温期)は卵胞ホルモン

低温期と高温期

この2つのホルモンが与える影響も異なるために、生理前になると体調不良や肌トラブル、さらには精神面にまで影響を及ぼすことがあるのです。


生理前は女性ホルモンの割合が少なくなって男性ホルモンの影響が強く(ホルモンバランスの乱れ)なり、PMSなどの様々な不調を引き起こしてしまうのです。


また、


男性ホルモンの中には皮脂の分泌を促す働きがあり、生理前には活発に。毛穴のまわりの皮膚を厚くする黄体ホルモンも同時に活発になり、バランスが崩れ、毛穴が詰まりやすい状態になっています。 出典:Chocola.com

それに加えて、顎やフェイスラインは乾燥しやすいため、さらに毛穴が詰まりやすく皮脂がでやすい部位です。


そのため、生理前になると皮脂の過剰分泌や毛穴が詰まりやすい条件が重なって、顎やフェイスラインにニキビができやすくなってしまうと考えられているのです。


反対に生理後は女性ホルモンである卵胞ホルモンの割合が多くなって正常なホルモンバランスに戻るため、皮脂は少なくみずみずしい肌になりニキビなどのトラブルも少なくなるのです。


また、黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスを整えているのは自律神経なのですが、自律神経は生活リズムやストレスの影響を受けやすいため、過剰なストレスや睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、肌への悪影響が大きくなる可能性が高いということも覚えておいて下さい。


2.ニキビが悪化しやすい

悪化

続いて、ニキビ跡の赤みが残りやすく治りにくくなる理由として、顎やフェイスラインは顔の他の部位よりもニキビを悪化させる要因が多いということが挙げられます。


どのようなことが原因で悪化させてしまうのかというと


  • 刺激を受けやすい
  • 肌のバリア機能が低下しやすい

といったことが挙げられます。


それぞれについて詳しく説明しましょう。


刺激を受けやすい

頬杖

顎やフェイスラインは、頬や目の周りに比べるとどうしても優しく扱おうという意識が薄くなりがちで、無意識のうちに刺激を加えてしまうことが多い部位です。


まず洗顔をしたり化粧水を塗るときに、顎やフェイスラインもソフトタッチを心掛けていますか?


一般的に目の周りなどは意識して摩擦をしすぎないようにするのですが、顎やフェイスラインは丈夫なイメージがあるからなのか無意識のうちに雑に扱いがちです。


また、マスクをしたり頬杖を突いたりするなど、どうしても刺激されやすい部分でもあるのです。


ニキビができやすい部分であるにも関わらず刺激されやすいとなると、当然ニキビ跡が残りやすく治りにくい環境になりますよね。


さらに刺激を繰り返すことによって角質は刺激を和らげようと厚みを増す性質があり、これが毛穴を詰まらせる原因にもなるのです。


肌のバリア機能が低下しやすい

バリア機能の低下

私たちの肌は刺激や外部からの異物の侵入を防ぐためにバリアとしての機能を備えています。


そしてバリア機能を維持するうえで大切なのが肌の潤いです。


肌の水分と油分のバランスが整っていてしっとりと潤っている状態であればしっかりとバリアが働いてくれるのですが、乾燥肌になるとバリア機能が低下して刺激に弱くってしまいます


顎やフェイスラインは乾燥しやすいためにニキビができやすいと言いましたが、乾燥によってバリア機能が低下すると、ちょっとした刺激でニキビが悪化しやすく跡になりやすいというデメリットも持ち合わせているのです。


また洗顔後に保湿をするときなども、顎やフェイスラインをそこまでしっかりとケアしていない方が多いというのも乾燥しやすくなる原因の1つかもしれません。


このように、顎やフェイスラインの置かれている環境がニキビ跡の赤みが残りやすい要因になってしまうのです。


顎やフェイスラインのニキビ跡の治し方

どうやったらいい

ここまでで、顎やフェイスラインはニキビができやすく、跡が残りやすいというのは何となく理解していただけたかと思います。


そうなると、じゃあどうやって治したらいいの?と思いますよね。


治し方として理想的なのは、当たり前ですがホルモンバランスを崩さないようにすることです。


先ほど言ったように、ストレスや睡眠不足などはホルモンバランスが乱れる原因になりますから、徹底して排除すべきです。


でも、現代の女性は仕事に子育てに忙しい方が多く、生活習慣を整えつつストレスを解消しましょう!といったところで現実的ではありません。


そのため、現実的にできることとして


  • 生理周期に合わせた行動
  • 刺激をしないように徹底する
  • 保湿をする

という3つのことを実施することをおすすめします。


生理周期に合わせた行動をしましょう

ダメ

これは先ほど説明したように、生理前はホルモンバランスの影響で皮脂が多くなり、お肌の調子が悪くなる時期です。


それは仕方のないことなのですが、この時期にわざわざ皮脂の分泌を増やすような行動は避けた方が良いということです。


例えば、油の多い食事を控えたり、無駄な夜更かしを避けるといったことです。


せっかくホルモンバランスが乱れについて理解したのですから、日々の生活に活かして、極力肌トラブルを悪化させるような行動を控えるようにしてみて下さい。


刺激をしないように徹底する

洗顔方法

顎とフェイスラインは刺激を受けやすい環境であることはお話しした通りですが、これもある程度は仕方がない部分があります。


日ごろから頬杖を突いたりしないように意識することも大事ですが、意外と重要なのが洗顔方法の見直しです。



ニキビ跡の赤みのような炎症が残っている場合は特に注意が必要で、小さなものであっても繰り返される刺激は避けるべきです。


そのために必要な洗顔方法として、たくさん泡立てることが大切です。


豊富な泡を作ることによって手と顔の皮膚が接触して刺激してしまうのを防ぐのです。


泡立てネットなどを使うのも大事ですが、弾力のある泡が作りやすい洗顔料に変えてみるのもおすすめです。



保湿をすること

保湿

これは普段からしっかりとできているのであれば問題ないのですが、ホルモンバランスによって皮脂量が増えてしまうことに加えて、皮膚が乾燥していることによる皮脂の増加があると、当然ながらニキビができやすくなってしまいます。


そのため、日頃から意識して顎やフェイスラインもしっかりと保湿をすることが大切です。


頬や目の周りなどは結構意識して化粧水を一生懸命つける方が多いのですが、顎や頬となると塗ったかどうかも記憶に残らないくらいじゃないでしょうか?


日々のスキンケアでちゃんと保湿できているのか確認すること、そして保湿力の高い化粧品を使うようにしてみて下さい。



以上のように、顎やフェイスラインにできたニキビ跡の赤みを早く治すためには、皮脂が過剰になりやすく刺激を受けやすい、さらに乾燥しがちであるという肌の特徴を理解して対処していく必要があるのです。


自分の日頃の生活習慣やスキンケア方法などを見直してみて、より早く綺麗な肌を取り戻せるように努力してみて下さい。