ニキビ跡は放置するとシミのように色素沈着してしまう

焦り

ニキビ跡の赤みが残るようになってしまったものの、これといって効果のある対策を実施できていなかったり、具体的な対策がわからないので何もしないで放置しているので全く治らないという方も多いと思います。


治らないだけならまだしも、いつの間にかシミのように黒く色素沈着してしまったという方もいるのではないでしょうか?


意外と知らない方も多いのですが、ニキビ跡は間違ったスキンケアで炎症を悪化させてしまったり放置しておくとシミのようになってしまうことも多いのです。


シミ

しかも色素沈着したニキビ跡は赤みの場合と性質が異なるものなので、赤みの場合とは異なる治し方についても知っておく必要があるのです。


そのため、ニキビ跡が色素沈着してしまった時に適切な対処ができるように



について紹介しますので、参考にしてみて下さい。


ニキビ跡の赤みと色素沈着(シミ)の違い

疑問

ニキビ跡が色素沈着を改善するためには、そもそも色素沈着とはどんなもので、赤みの場合とどう違うのかを理解しておくことが大切です。


また、ニキビ跡が色素沈着してしまったと思っている方の中には、本当は赤みの状態なのに色がついているということで「色素沈着した」と勘違いしている方も多いので、それぞれの違いを知っておきましょう。


では、ニキビ跡の赤みと色素沈着の違いを簡単に言うと


  • 赤み:血液の色
  • 色素沈着:メラニン色素

ですね。


ニキビ跡が赤くなっている段階というのは、ニキビのダメージを修復するために血液が患部に集中して赤く見える状態で、いわゆる「炎症」と呼ばれるものです。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みが残る原因 | 原因を知ることが対策の第一歩!


それに対して黒や茶色に染まってしまう色素沈着は、メラニン色素が発生して皮膚の中に残っている状態です。


メラニン

一方は血液の色で、もう一方はメラニン色素の色なので、同じニキビ跡でも原因が全く違うのです。


そのため、色素沈着してしまったと思っていたけど、まだ赤みだけだから色素沈着ではないという方は、色素沈着ではなくニキビ跡の赤みに必要なケアをするようにして下さい。


 >参考記事:ニキビ跡の赤み対策ならこの化粧水!色素沈着する前に!


加齢によるシミとニキビ跡の違い

解説

ニキビ跡が色素沈着してシミのようになってしまった方は、加齢によってできるシミと同じように考えて「もう治らないんじゃないか」と思っている方もいるでしょう。


でも、ニキビ跡のシミは加齢によるものとはちょっと違うものなのです。


簡単に言うと


  • ニキビ跡のシミは一時的にメラニン色素が作られてしまったもの
  • 加齢によるシミは細胞の異常によってメラニン色素が作られて続けてしまうもの

といった違いがあるのです。


後述しているように、ニキビ跡が色素沈着してしまう仕組みは一時的にメラニン色素を作る細胞が活性化されてしまったものです。


それに対して加齢によってできるシミは、長年積み重なった紫外線によるダメージによって皮膚の細胞が異常を引き起こし、メラニン色素を作り続けてしまうことが原因と言われています。


加齢

そのため、ニキビ跡が色素沈着したものは老人性のシミと違って改善が期待できるものだということを覚えておいて下さい。


ニキビ跡が色素沈着する仕組みとその原因

色素沈着したニキビ跡がメラニン色素によるものだとわかったけど、どうしてニキビによってメラニン色素ができてしまうのか不思議に思っている方も多いでしょう。


そこで、


  • ニキビ跡が色素沈着してしまう根本的な仕組み
  • 色素沈着を促進させてしまう原因

について紹介しましょう。


ニキビ跡が色素沈着してしまう根本的な仕組み

仕組みと原因

ニキビ跡が残った部分にメラニン色素が沈着してしまうというとピンとこないかも知れませんが、実は誰もが経験したことがあると言ってもいいくらい一般的なことなのです。


これも認識していない方が多いのですが、肌というのは炎症や刺激などによってメラニン色素を発生させてしまうものなのです。


これは炎症性(または炎症後)色素沈着と言われるもので、肌に強い刺激や、弱い刺激であっても繰り返し行われたりするとメラニン色素を作る細胞であるメラノサイトが活性化されてメラニン色素を作り出してしまうのです。


メラノサイト

薄着のシーズンになると肘や膝の黒ずみが気になり始める女性は多いと思いますが、これも実は肘や膝に体重をかけたりして刺激を繰り返すことによって発生したメラニン色素が原因なのです。


よって、ニキビが酷い場合や炎症を放置しておくとシミのように黒くなってしまうというのはよくあることなのですね。


色素沈着を促進させてしまう原因

原因

刺激によってメラニン色素が発生したとしても、通常であれば皮膚のターンオーバーによって排出されるはずです。


でも、色素沈着したニキビ跡が何カ月も残ってしまうというのはなぜなのでしょうか?


それは、無意識のうちに色素沈着を促進させるような行動を繰り返してしまっている、またはターンオーバーが遅れているためにメラニン色素をうまく排出できずに残ってしまっていることが考えられます。


当たり前ですが、色素沈着指せないためには紫外線を避けることが必要不可欠ですね。たとえニキビがあったとしてもできるだけ刺激にならないような日焼け止めを選んで使用するようにしてください。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みには日焼け止めによる紫外線対策を忘れずに!


また、さきほど炎症性色素沈着の例として肘や膝の黒ずみを例として挙げましたが、肘や膝の黒ずみというのは頬杖をついたり立て膝のような状態でちょっと歩くようなちょっとした日常の癖が色素沈着の原因となります。


洗顔

そのため、ニキビ跡の色素沈着の場合も、日頃無意識で行っている洗顔などの摩擦がメラニン色素の発生を促進してしまっていることがあるので注意が必要です。


さらに炎症や刺激を繰り返しているわけではないのに色素沈着してしまう場合はターンオーバーの乱れによって皮膚の新陳代謝が滞っている可能性もあるため、改善するために必要なこともたくさんあって対策が難しくなるのです。

色素沈着したニキビ跡の治し方

治し方

ニキビ跡が色素沈着してしまう原因について理解して頂けたと思います。


では、実際にシミのようになってしまった場合の具体的な治し方としてどのようなことが必要になってくるでしょうか?


基本的な対策としては


  • できてしまった色素沈着の改善
  • 新たな色素沈着の予防

という2つを必要に応じて実践していく必要があります。


それぞれどのようなことをしたらいいのかもう少し具体的に説明していきましょう。


できてしまった色素沈着の改善

すでにできてしまった色素沈着を改善するために実施したいこととしては「美白化粧品の使用」「ターンオーバーの改善」です。


美白化粧品の使用

美白コスメ

色素沈着を改善するための一般的な方法としては、美白化粧品を使用することでしょう。


美白効果を謳う化粧品はとてもたくさんあるのですが、すでにあるメラニン色素への効果が期待できる成分を配合したものを選ぶべきです。


メラニン色素に働きかける成分として有名なものは、「ハイドロキノン」と「ビタミンC誘導体」でしょう。


ハイドロキノンはお肌の漂白剤とも言われ、医療機関でも使用されるほど強力な効果の期待できる成分なので、ニキビ跡がシミのように色素沈着してしまった場合に使用を検討してみるといいでしょう。


 >参考記事:ニキビ跡に効くハイドロキノン!赤みや色素沈着への効果は?


ただ、ハイドロキノンはメラニン色素への効果だけしか期待できないので、もしもまだ赤みが残っている場合にはビタミンC誘導体を配合した化粧品を選ぶといいでしょう。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みに効くビタミンC誘導体化粧水&美容液


ビタミンC誘導体は、美白作用はハイドロキノンほどではありませんが抗炎症作用や皮脂抑制作用があるので、炎症を起こしたニキビ跡が残っている場合やニキビそのものが繰り返している場合に適しているでしょう。

ターンオーバーの改善

ターンオーバー

ニキビ跡の色素沈着してしまうのはターンオーバーの乱れが原因の1つであるため、ターンオーバーを改善することでメラニン色素を積極的に排出してあげることも大切です。


ターンオーバーを改善するために必要なことは、簡単に言うと健康的な生活を送ることです。


肌を作るために必要な栄養素をしっかりと摂り、程よい睡眠時間の確保や規則正しい睡眠のリズムを保つことが大切です。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みに効く栄養素とサプリメントランキング!


スキンケアなど外側からのケアと併せて、体の内面からのメンテナンスも忘れずに行うようにしましょう。


新たな色素沈着の予防

予防

ニキビ跡の色素沈着を改選するには、今すでにある症状への対処をするのと同時に新たな色素沈着ができないように予防する必要があります。


予防として必要なのは「炎症を悪化させないこと」です。


ニキビ跡が色素沈着してしまう根本的な原因は炎症なので、ニキビを潰したり、赤みの残った肌を刺激したりしないように気を付けましょう。


色素沈着を促進させてしまう原因のところでもお話ししましたが、無意識にやってしまっている行動を見直してみて下さい。


頬杖を突いたり顔を触ったりする癖がないか、また洗顔をするときに必要以上に刺激をしてしまっていないか見直してみましょう。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みの洗顔方法とおすすめの洗顔料


ニキビ跡の色素沈着が長期間改善しない、または症状がひどい時は皮膚科に相談

相談

ここまでニキビ跡が色素沈着する原因、そして対策としてのスキンケア方法などを紹介してきましたが、症状の酷さによっては病院での治療を検討した方がいい場合もあります。


色素沈着が広範囲でメイクなどでごまかすのが難しい場合や、数年たってもまったく治らないような場合には”美容”皮膚科で相談してみましょう。


ニキビ跡のような炎症性色素沈着は、まれにメラニン色素で黒くなった皮膚細胞がターンオーバーが行われない深い部分(真皮)に達してしまって、スキンケアでは改善が見込めないケースもあります。


そのため、症状がひどくて生活に支障をきたしている方や、お金をかけてでもとにかく早くきれいになりたいという方は美容皮膚科でレーザーなどの高度な治療を受けることを検討してみて下さい。


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ニキビ跡の赤み対策ならこの化粧水!色素沈着する前に!