ニキビ跡の赤みを治すにはどのくらいの期間が必要?

溜息

ニキビ跡の赤みが何カ月も治らないと、


  • いつになったらの治るの?
  • そもそも本当に治るの?

と不安になってしまうものですよね。


ただ、症状には個人差が大きいし、肌質や体質なども関係してくるため、「だいたいこれくらいで治る」という目安を予想するのは難しいのも事実なのです。


しかし、いつ治るのかわからないのに毎日一生懸命ケアをするのも精神的に辛いし、決して安くはないコスメなどにお金をかけ続けるのも嫌になってしまいますよね。


そこで、ニキビ跡の赤みの原因である「炎症」というものが一般的にどのくらいの期間で治まるものなのか、という観点から考えて


「これ以上自宅でのケアを続けても治らないかもしれないから病院で相談した方がいい」


といった目安となる期間を理由も踏まえて紹介しますので、参考にしてみて下さい。


炎症が軽度ならニキビ跡の赤みは1ヵ月程度で治るはず

説明

ニキビ跡の赤みがどのくらいで治るのかを予想するために一般的な皮膚の炎症について考えてみましょう。


ニキビ跡が赤くなってしまうのは「ニキビ跡の赤みの原因」という記事で説明した通り炎症が起きているからです。


そのため、皮膚が炎症を起こした時にどのくらいの期間で治まるのか?という点に着目して考えてみれば、ピンポイントではないにしても治るまでの期間を予想できるのではないか?というわけですね。


ただ、炎症といっても軽いものもあれば重症なものもあるのでひとくくりにすることはできません。


そこで、まずは炎症を2種類に分けて考えてみます。


基本的に炎症には「急性期」「慢性期」と言われるものがあります。


簡単に説明すると、急性期というのは炎症の初期段階で、免疫細胞が細菌を攻撃したり、皮膚の異常を知らせるために赤く腫れたり痛みを感じたりする時期です。


それに対して、慢性期は腫れや痛みは落ち着くものの、傷付いた皮膚を修復するために血流が増えたままだったり、新たな血管が作られるために赤みだけが続いている状態です。


一般的に急性期はだいたい4週間以内で、慢性期は程度によって数カ月〜数年という長期間続くと言われています(参照:帝京大学医学部HP)。


詳しい解説

ニキビの症状に当てはめて考えると、跡として残る前の腫れを伴ったニキビの段階が急性期にあたるので、症状がひどくなければ4週間程度で腫れや赤みは消えて跡として残ることもないわけです。


しかし、炎症がひどい場合には1ヵ月程度で腫れは引いたのに赤みは残ったままという慢性期の状態に入ります。


一般的にこの慢性期の炎症をニキビ跡と呼んでいるのですが、ぱっと見ではニキビも跡も同じように赤いのでどっちなのかよくわかりませんよね。


そこで、炎症が初期だけで終わるかどうか1ヵ月くらいスキンケアをしながら様子を見てみましょう


軽度のものであれば1ヵ月程度で意外とすんなり赤みが消えるはずです。


ニキビによって赤みが残って悩んでいる方の中には2〜3日で治したい!という方もいますが、軽度の炎症であっても1ヵ月程度かかるため焦らずしっかりとスキンケアを実施して下さい。


ニキビ跡の赤みの治療について病院に相談すべきタイミング

相談

続いて、炎症がひどくて慢性期の状態になっている場合のことを考えてみましょう。


1ヵ月経過しても赤みが消えないようならばすでに慢性期の状態の可能性が高いため、最初にも言った通り治るまでに数ヵ月から数年間もかかることもあるわけです。


特に注意しなければいけないのが血管新生(新たに血管が作られてしまうこと)です。


慢性期というのは患部を治癒させるために新たな血流が増えるというお話をしましたが、損傷がひどくなると修復するのに多くの血液が必要になるため、今ある毛細血管がさらに枝分かれして新しい血管が作られることがあるのです。


血流が増えるだけならまだしも、血管自体が増えて赤みを帯びている場合は炎症が治まっても赤みが残り続けてしまうことがあるのです。


血管が増えてしまった場合にはセルフケアでの対応は難しいため、美容皮膚科などに相談に行くべきだと思います。


ただ、ニキビ跡の治療というのは基本的に保険が効かないため、総じて高額な費用がかかります。


お金がない

しかも、病院によっては利益を出すために「すぐに治療をすべきだ」と強く進めてくるところもあるようです。


そのため、ある程度時間がかかったとしてもできることなら高額な費用はかけずにセルフケアでなんとかしたいけど、無意味にいつまでも努力を続けるのもイヤ!というのが本音でしょう。


そこで、


どの程度の期間セルフケアをしてから病院に行くべきか?

という判断が必要になってきますね。


これについては正しい答えがあるわけではありませんが、肌のターンオーバーの期間などを考えると最低でも慢性期に入ってから3ヵ月はスキンケアを続けてみるといいと思います。


つまり、ニキビの炎症による赤みが残るようになってから急性期である初期の1ヵ月+慢性期3ヵ月でトータル4ヵ月は自分でスキンケアをやってみて、それでも改善の余地が無い場合は病院に相談してみるといいと思います。


ニキビ跡の赤みのケアに必要な期間とその理由

どうして

さきほどニキビの赤みが残ってから4ヵ月はケアを続けてみた方がよいと言いましたが、その理由をもう少し詳しく説明しましょう。


初期の1ヵ月で治らない場合は炎症が慢性期に入っているため、軽度なら数ヵ月で治るけど重症の場合は数年間治らないこともあるわけですね。


そうすると、自分の症状がどの程度なのかを判断する必要があるのですが、見た目だけではよくわかりませんよね。


そこで、肌のターンオーバーに着目してみます。


ターンオーバーというのは皮膚の再表面で行われる新陳代謝のことで、古くなった皮膚を新しいものと交換するサイクルのことですね。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みを消すにはターンオーバーを整えることが大切!


私たちの皮膚の表面は常に再生を繰り返しているため浅い傷であればきれいに治りますが、傷が再生できない深さに達すると跡として残ってしまうわけです。


つまり、炎症を引き起こしている肌のダメージがごく表面的なものであれば、ターンオーバーによって傷ついた皮膚が修復されれば炎症も改善していくはずです。


逆に損傷が深く炎症が皮膚の内部で起こっている場合はターンオーバーでは簡単に改善しないことが想像できるわけです。


そして、ターンオーバーによって皮膚が再生するために必要な期間は、20代で約1ヵ月30代で約1.5〜2ヵ月くらいかかると言われています。


一般的にニキビ跡に悩むのは10代〜30代くらいの方が多いので、大目に見て新しい皮膚が作られるまでに2ヵ月程度かかるとしましょう。


さらにターンオーバーは年齢だけでなく生活習慣やストレスの影響を受けやすいため、上記の期間に加えて1ヵ月くらい猶予期間を設けると、3ヵ月程度でターンオーバーが完了しているだろうと予想できるわけです。


3ヵ月

そのため、炎症の初期1ヵ月とターンオーバーが完了するであろう3ヵ月スキンケアを続けて改善する気配がない場合は、皮膚の損傷が表面だけでなくかなり深い部分に達していることが予想でき、新しい血管が作られてしまっている可能性も高いと考えられるわけです。


血管が増えてしまった場合はいくらスキンケアをしても改善することはなく、不要になって自然と無くなるのを長期間かけて待つか、高額な費用のかかるレーザー治療などで不要な血管を消滅させるしかありません。


 >参考記事:レーザー治療はニキビ跡の赤みにどんな効果があるの?


よって、赤いニキビができてから4ヵ月以内に改善の兆候が見られるであればそのままセルフケアを続ける、4ヵ月経っても全く改善する気配すらない場合はセルフケアでは治らないか数年かかる可能性もあるため、見切りをつけて医療機関に相談してみた方がいいと思うのです。


まとめ

だいぶ長くなってしまいましたが、ニキビ跡の赤みが治るまで期間としてどの程度みておけばよいのかというと


  • 赤ニキビができてから1ヵ月程度様子を見る
  • 4ヵ月くらいケアをして改善が見込めなければ医療機関に相談してみる

というのが、無駄に高額な費用を払うこともなく、かつ無駄に長期間見込みのないスキンケアを続けてしまうリスクを避けるために必要な期間だと考えています。


ただ、4ヵ月間適当にケアをして入ればいいというわけではなくて、ターンオーバーを改善するために正しい洗顔を心掛けたり、ニキビ跡のケアに合った化粧水などを使って適切なケアを続けることが大前提です。


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もちろん、メイクなどで隠すのも難しいくらいの症状であればすぐに医療機関に相談した方がいいと思いますので、あくまでも日常生活に支障がない程度の症状の場合に治るまでの期間の目安として、参考にしてもらえればと思います。