ニキビ跡の赤みに美白化粧水の効果は?

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美白化粧水を選び間違えたら効果なし!

美白

ニキビ跡の赤みに悩んでいる方の中には美白効果のある化粧水や美容液がいいという話を聞いたことがあるかもしれません。


気を付けなければいけないのは美白という言葉をどのような意味で使っているのか?ということです。


もしも「変色した肌を元の色に戻すという意味」で使っているのであれば、赤みに効果のある美白化粧水や美容液というものもたくさんあると思います。


しかし、美白と言う言葉は一般的にシミやそばかすの予防や改善を目的としてメラニン色素の抑制、分解するという意味で使われています。


そもそもニキビ跡が赤くなるのは炎症を起こしてしまったことによって血液が透けて見えている状態なわけですね(詳細はニキビ跡の赤みが残る原因 | 原因を知ることが対策の第一歩!)。


つまり、メラニン色素によってできた黒っぽいシミと赤みは根本的に異なるものであるため、メラニン色素に働きかける成分が配合されていても炎症を起こして赤くなったものには効かないのです。


それなのに、美白と聞いて安易にスキンケア用品を選んでしまうと全く効果がないということになりかねないので、しっかりと美白の意味や効果を理解して正しいケアを実施できるようにしましょう。


美白ってどういうこと?

さきほども言いましたが、美白という言葉は一般的にメラニン色素が作られないようにしたり、消したりする意味合いで使われていますよね。


つまり、美白成分の入ったスキンケアを使うことで得られる効果というのは


  • メラニン色素を予防する
  • メラニン色素を壊す

ということが挙げられます。


前者はメラニン色素を作る細胞の活動を抑えたり、作る途中に割って入って作られるのを抑える働きです。
後者はすでにできてしまったシミなどを壊して色素を薄くすることを指します。


ここで、赤みの症状を抑えるために必要なことをもう一度確認してみましょう。


ニキビ跡が赤くなってしまうのは炎症が完治していないからでした。炎症というのは、アクネ菌を退治するために必要な活性酸素が正常な細胞にも傷をつけてしまったため、その部分を修復するのに必要な栄養を運ぼうとして血管が多くなるために赤く見えるのでした。


つまり、赤くなった状態というのはメラニン色素は関係していないのです。そのため、一般的な美白成分と言われているものは赤みに全く効果がないのです。


今、美白成分として有名なハイドロキノンを配合した美容液などが人気ですが、人気があるからといって安易に手を出しても何も効果を得られないので注意が必要です。


 >参考記事:ニキビ跡に効くハイドロキノン!赤みや色素沈着への効果は?

ただし予防としては必要です!

必要です

ここまでで、美白成分自体がニキビ跡の赤みを抑える効果は無いことは分かっていただけたと思います。


ではどんなことが必要かというと、アクネ菌に対して必要以上に攻撃を仕掛けようとする活性酸素を減らすこと、または活性酸素を発生させようとする免疫反応を抑えてあげることが必要になってくるのです。


前者を抗酸化作用、後者を抗炎症作用といいますね。


ニキビケアでよく使われるものとして、抗酸化作用のあるものはプラセンタやビタミンC、抗炎症作用として使われるのはグリチルリチン酸ジカリウムが有名ですね。


つまり、赤みに効果があるのは美白成分では無く抗酸化と抗炎症作用のある成分が入った化粧水や美容液なのですが、今すぐに効果は期待できなくてもメラニン色素の生成を抑える成分が入った化粧水などでケアをすることはシミ予防という意味でとても大切なことなのです。


なぜなら、ニキビ跡が炎症を起こしている部分には活性酸素によってメラニン色素が誘発されるため、悪化していけば黒いシミへと発展して赤み以上に消すのが難しくなってしまうため、予防としてメラニン色素を抑制することは重要になってくるのです。


 >参考記事:ニキビ跡の赤みは何もしないで放置するとシミになる?


つまり、赤みの段階で完全に治すことができれば抗酸化や抗炎症作用があればいいのですが、ニキビ跡の場合は繰り返しニキビや刺激によって炎症が悪化することが多く、悪化によってシミになってもおかしく無い状態であるため、メラニンの生成を抑える効果のある美白成分も合わせ配合されているものが適しているのです。


ここまでの話をまとめると


  • ニキビ跡の赤みに美白成分は効果が無い、効果があるのは抗酸化、抗炎症作用のある成分
  • しかし、赤みが悪化するとシミに繋がる可能性があるので予防効果として美白成分はあった方がよい

ということになります。


多くのニキビ跡専用化粧水は、炎症の悪化やシミへ変化してしまうことへの予防などもしっかりと考慮して、抗炎症作用と美白成分がどちらも配合されているものが多いので、安易に美白ケアのための商品を使うよりもニキビ跡専用化粧水の検討をしてみた方がいいのではないかと思います。



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